国税局から指摘を受けていた?
国税庁
だが、事務所が調査を受けた時期、眞鍋さんが家宅捜索を受けた時期には6カ月のブランクがある。この点を事務所側は、突いているのだ。要約すると次のようになる。
「眞鍋さんへの調査は自らの税務問題に関連するもの。国税局からは査察が入る前の任意調査の段階で問題として指摘されていた。2008年2月14日から半年が経過した後に調査が入っているのは、眞鍋さん自身の問題に関するものだったことを裏付けるものである」
タイムラグとともに、以前から国税局には眞鍋さん自身のことを指摘されていたというのである。この主張が正しいとすれば、眞鍋さん個人がマークされていたことは間違いない。
そこで、事務所がマスコミに公開した、眞鍋さんに支払った給与が意味を持ってくる。次のページで触れてみたい。