吉野家が並を再び270円に値下げ、王座奪還目指す

 吉野家ホールディングスは、「牛丼」(並)を270円で販売すると発表した。7月28日から8月3日までの期間限定「夏の牛丼祭り」で実施。通常は380円で販売しており、110円の大幅値下げとなる。一部キャンペーン対象外の店舗あり。

 ちなみにライバル他者は、すき家の「牛丼」並280円、松屋の「牛めし」並320円、なか卯の「和風牛丼」並350円となっている。期間限定ながらも、すき家より10円安くなることになる。

 吉野家は春にも値下げを実施したものの、松屋が250円に大幅値下げを行うなどして効果を上げることはできなかった。迷走気味の名門・吉野家が、今回の値下げでどこまで失った顧客を取り戻すことができるのか。牛丼ファンのみならず、関係者、投資家も見守っている。

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