グッチ勝訴でドバイのグッチ・ホテル計画が白紙に

 エリザベッタ・グッチ氏が設立を発表していたホテルグループ「Elisabetta Gucci Hotels and Resorts」の商標を巡り、グッチ・グループが同ホテル運営会社などをイタリアのフィレンツェ裁判所に提訴していた訴訟で、グッチ・グループが勝訴した。これにより、グッチというブランド名を冠したホテル計画は中止となった。

 エリザベッタ・グッチ氏はグッチ創業者グッチオ・グッチ氏のひ孫。同氏は今年6月、アラブ首長国連邦・ドバイに新ホテルグループ「Elisabetta Gucci Hotels and Resorts」を設立すると発表。まず2010年末にドバイに1軒目をオープンし、2011年に中国に2軒目、さらに今後15年間でカタール、クウェート、ブラジル、ロシアなど世界各国で約40軒のホテル建設を計画していた。

 しかしこの計画が明らかになると、グッチ・グループはすぐさまフィレンツェ裁判所に、同ホテルとグッチ・グループは一切関わりがなく、「Elisabetta Gucci」の商標使用は違法だとして提訴した。同社は「グッチを含んだ商標は顧客に混乱を引き起こし、グッチのビジネスに有害」だと主張していた。

 今回の判決ではグッチ・グループの主張が全面的に認められ、エリザベッタ・グッチ氏は「グッチ」を含まないホテル名でしかホテルを展開することができなくなった。ドバイや他国でのホテル建設計画は、現在白紙の状態だという。

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