日航ホテルが老舗ホテルオークラに株式約80%を譲渡

 会社更生手続き中の日本航空が6日、傘下に持つホテル運営会社「JALホテルズ」を、9月に「ホテルオークラ」に売却することを発表した。売却金額は非公表。

 発表によると、日本航空インターナショナルが所有するJALホテルズ株式(約7749千株、議決権比率90.7%)のうち、6800千株(議決権比率79.6%)をホテルオークラへ譲渡するという。日航はは本業に経営資源を集中させるため、すでにJALホテルズの売却を決めていた。 

 「ホテル日航」「ホテルJALシティ」といったブランド名は継続して使用さっる予定。

 日航は「ホテルオークラという力強いビジネスパートナーを得ることにより、今後は販売促進、新規ホテル開発、資材調達の共同化や積極的な人材交流等を通じて更なる収益拡大とより高品質のサービス提供を目指していきます」としている。

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