丸井が京都・四条河原町に出店も課題は山積

 丸井グループは、8月22日に閉店する百貨店「四条河原町阪急」(京都市)のテナントに、2011年春から出店すると発表した。これで、関西では神戸、大阪に次いで3店目の出店となる。店舗名所は未定。

 四条河原町周辺は古くから京都の中心街でもあり、阪急電鉄のターミナル駅でもあり立地の良さは抜群。さらに、同社は電車1時間以内の商圏人口は320万人と推測。観光客数年間5000万人、大学36校(学生数14万人)と潜在顧客層がいることも魅力ではある。丸井はクレジットカード会員の獲得もみこんでいる。

 しかし、大丸、高島屋の他にも、JR京都伊勢丹、イオンモールも開業し客の奪い合いとなっていた。その上に、丸井の新店舗は売り場面積8700平方メートルと、規模が同業他社よりも圧倒的に狭く、阪急百貨店が苦戦した要因もここにある。

 そうした点をどう克服していくのか、また、京都は関西でも地元意識の強さは格別で東京資本が受け入れられるかどうか、魅力的な商圏、立地ではあるものの課題も多く、丸井の運営手腕が問われてきそうだ。

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