フィギュアスケートの女王キム・ヨナ選手のブライアン・オーサーコーチが電撃解任が発表されたが、韓国紙中央日報がオーサーコーチに電話でインタビューし、ヨナ選手の母親から理由を明かさずに一方的に告げられたことがわかった。
キム選手は、今春から母親を代表者とするオールザットスポーツに所属。キム選手が幼少時から「ステージママ」として知られ、事務所でも筆頭株主、代表者となっている。前日の発表段階では、理由が明らかになっていなかったため、確執があるのではないか、とも報じられていた。実際には他の選手からのオファーがあったそうで、そうした話が両者の間に亀裂を生んでいったのでは、ないかとの見方もある。
中央日報によると、オーサー氏らは8月に入りミーティングを持ち、その場で「あなたはこれ以上ヨナを教えないでほしい」と言われたのだそうだ。しかし、理由については教えてくれることはなかったという。
キム・ヨナ選手の後輩で同じ事務所に所属するクァク・ミンジョン選手の指導についても、これ以上は続けないのだという。また、浅田真央選手の指導についても否定した。

ヨナ選手とオーサーコーチ