サッカー日本代表の監督が決まらない理由

 サッカー日本代表監督の後任人事で、日本サッカー協会は日本時間の28日を回答の期限としているのだという。しかし、なぜ新代表初戦を目前にして決まらないのか? そこには、同協会内のある根深い原因があるからだという。

 サッカー担当の記者が明かすには「ここまで交渉が遅くなるのは、原さん(原博実技術委員長)個人の責任というよりは、欧州のサッカーに強いコネクションを持っている代理人を使っていないからでしょう。相手にも百戦錬磨の代理人が付いています。そんなところに原さんが行っても…」ということのようだ。

 さらに会見では、W杯が終わってから交渉を開始するということを明かし、スタートの遅さを露呈した。普通は、この時点で決まっていなければならない。原委員長は、名門レアル・マドリードの前監督マヌエル・ペジュクリーニ氏とも直接話をしたというが「いっしょに食事をしたと言っていたが、交渉になっていたかどうかは疑問」(前出の記者)だという。

 それにしても、ここまで監督人事が遅れたのは今回が初めてではないか。以前はなぜ起きなかったのだろうか。

 「ジーコ氏やオシム氏は、協会幹部のコネ。というよりは日本で監督や選手をしていたので、元々協会とはつながりがあったからです。トルシエ氏もベンゲル氏(名古屋で監督経験あり)の紹介です」

 南アフリカ大会でベスト16に入ったことで、さらに上を目指そうとすることで、監督人事の難しさにぶち当たった日本のサッカー界。もちろん、極東・日本に4年間骨をうずめるためには、それなりの条件を提示しなければならないということもあるだろう。だが、アタックする時期も遅く、有能な代理人もいない。

 完全に失敗したかに見える日本に朗報は届くのだろうか。きょう28日が一応の期限とされている。

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