オグリキャップ最大のライバル・スーパークリーク死亡

 日本中央競馬会は30日、史上初めて秋春の天皇賞連覇を成し遂げたスーパークリーク(牡25歳)が繋養先の日高スタリオンステーション(北海道浦河町)で老衰のため死亡したと発表した。「怪物」と呼ばれた人気馬オグリキャップと同い年のライバルとして、その死闘は競馬史に刻まれている。

 スーパークリークは1988年菊花賞、89年天皇賞・秋、90年天皇賞・春とG1を3勝している。

また、武豊騎手に初クラシックのタイトルをもたらし、オグリキャップファンには敵だった。結局、クリークは一足先に引退したために、オグリのラストランとなった90年有馬記念では武騎手がオグリに騎乗して有終の美を飾らせるなど、因縁深い間柄だった。

 オグリキャップとの通算成績は2勝2敗、決着はついておらず、しかも、亡くなった年も両馬とも今年。どこまでも因縁ががあるようだ。

 特に若手の馬主にとっては、オグリらと一時代を築いた名馬として深く記憶に刻まれている。

 ◆日高スタリオンステーション場長・三好正義氏のコメント◆

 「スーパークリークは、腸炎による下痢や飼い食いの低下など、加齢によるものと思われる体調不良が今年6月ごろから続いており、経過をみながら治療を行っていましたが、昨日8月29日昼過ぎに容態が急変し、午後4時50分死亡いたしました。先日のオグリキャップに続く、一時代を築いた名馬の死亡をとても残念に思っています。スーパークリークの関係者ならびに同馬を応援してくださったファンの皆さまのご厚情に対し、深く感謝申し上げますとともに、同馬の冥福を心よりお祈りいたします」

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