“予算2億円”で日本代表監督はザッケローニ氏に

 サッカー日本代表監督に、イタリアのアルベルト・ザッケローニ氏(57)に決定した、と日本サッカー協会が30日発表した。日本のサッカーにとっては初のイタリア人監督。

 イタリア人にあって珍しく攻撃的なサッカーを志向する監督。セリエAで下位にあったウディネーゼの監督に就任し3位に入ると、1998~1999年シーズンには名門ACミランでスクデットを獲得し、年間最優秀監督に輝いた。ただ、その後は監督になったチームでは、解任されるか、辞任するかという状態が続いている。

 伊紙によると、契約は2年のオプション付きで2億円だという。ザッケローニ氏からすれば、今後は名門クラブからは声が掛るかどうかは微妙。評価が下がっている時だけに、安い契約金で買いたたくことができたのかもしれない。

 レアル・マドリードの前監督マヌエル・ペジェグリーニ氏との交渉は決裂したというが、このクラスを1ケタで呼ぶことは難しく、金額的に見ると、実績はあるが身が空いているというザッケローニ氏が適任だということになる。

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