日銀の追加緩和策は「想定内」で市場は売りに

 日本銀行は30日、政策委員会・金融政策決定会合を開催。固定金利方式・共通担保資金供給オペレーションの運用で、これまでの期間3カ月の資金供給残高20兆円を確保したうえで、追加的に10兆円程度の期間6カ月の資金供給を開始することを決定した。

 ただし。市場の反応としては「想定内」だった。東京株式市場は朝方から全面高の展開となり、一時289円以上の株価上昇となったが、午後に入って追加金融緩和策の具体的な内容が伝わると、想定内だったことで、利益確定売りが出て上げ幅が縮小した。

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