カーラ仏大統領夫人をイラン紙が「売春婦」呼ばわりで外交問題に

 イランメディアが、仏大統領夫人のカーラ・ブルーニさん(Carla Bruni)を「売春婦(immoral woman)」と非難して報道している件で、さらに強硬派メディアは「死刑に値する」と批判のトーンを強めている。フランス政府も正式に抗議し、ついに外交問題にまで発展した。

 事の発端は、カーラさんが、イランで石打ちによる死刑宣告を受けた女性の支援を訴えたことだった。AP通信などによると、女性への書簡を仏メディアに公開するなどの運動を展開。イラン紙ケイハン(Kayhan)はこれを受けて、カーラさんを売春婦だと非難した。

 カーラさん旧イタリア貴族出身で、結婚前はトップスーパーモデルとして活躍し、富裕層をはじめセレブの間ではモテたため恋多き女性と呼ばれたことはある。また、今年に入り「夫妻はともに浮気をしている」との報道も出た(ともに否定)という報道が出たことはあった。

 ただし、ここまでの報道をされたことはなく、さらにケイハンは今回「死刑に値する」とまで断じた。


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