長野県川上村の藤原忠彦村長(70)が、初めての著書「平均年収2500万円の農村-いかに寒村が豊かに生まれ変わったか」をこのほどを出版した。
同村はレタスを中心にした全国ブランドの高原野菜特産地。寒村から強い農業への変身に挑戦した村づくりの一部始終が描かれている。藤原村長は1988年に村長に就任。農林業に力を入れてきた。その結果、レタスは日本一の生産を誇り、台湾、など海外へも輸出しているという。
村の農家の数は607戸。2007年度の高原野菜の販売額は155億円で、平均年収2550万円。時には1億円を超す農家もあるそうだ。