NY金が史上最高値1オンス=1259.30ドル

 7日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は、くすぶっていた欧州の信用不安が再び懸念されたことで、12月中心限月物は1オンス=1259.30ドルで、前週末比8.20ドル上昇し、史上最高値を更新して取引を終えた。

 終値ベースとしては、6月18日の過去最高値である1258.30を更新した。さらに、この日は一時的には1オンス=1260ドルを超える場面も見られた。最近はドル資産からの逃避先としてジワジワと値を戻してきていたが、欧州金融機関の一部に財務懸念が出たため、欧州信用不安が再燃し、金に買いが集まった。

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