欲張り者のグアム【サーフィン編】

 グアムというと、安近短(安くて、近くて、短期間で行ける)リゾートというイメージが浮かんでしまうのではないだろうか。それも確かに正しい。しかし、グアムの魅力を知れば知るほど、その実力に驚き、魅入られてしまうに違いない。


空港を出た瞬間、この空が出迎えてくれるのです

 実際、グアムは日本からとても近く、時差も+1時間しかない。これなら身体も楽で、到着直後からアクティブに行動できる。また、タモン湾を中心として、リゾートホテルが集まっており、DFSなど買い物にもアクセスが良い。もちろん目の前が海なので、思い立ったらすぐに海水浴も楽しめる。美味しいレストランも増えて、食事も困らない。もうこれだけで、家族旅行の第一候補間違いなしだ。

今回利用したHYATT REGENCY GUAM 落ち着いた雰囲気でゲストを迎えてくれる

 今回、日本で猛暑日が続く8月の半ばにグアムを訪れた。言わずとしれた、グアムは常夏である。季候は海洋性亜熱帯気候で年間の最高気温は約32℃、最低気温は約21℃、平均気温は約26℃。6月~10月は雨期にあたる。この時期でも晴れ間は日差しが強く、肌に痛いほど。一方雲も多く、空は刻一刻と表情を変える。実はこれが本当に美しく、ずっと見ていても飽きない。日に何度かのスコールも短時間なので、かえって気持ちがよい。実際の湿度は知り得なかったが、ジトジトと湿った感覚は覚えなかった。

海上の雨雲。直下だけ雨が降っているのが分かりますか?

 さて、太平洋に浮かぶこんな美しい島に来たら、やはりサーフィンしたくなるというものだ。ところが、ハワイやバリなどのサーフィンのメッカと比べて、グアムのサーフィンに関する情報はとても少ない。しかし、どうやらそれは地元の人々によって、この地のサーフポイントが荒らされないよう守られてきたからのようだ。そんな土地だからこそ、旅行者として訪れてサーフィンをするならば、地元のガイドを頼むのが必須である。言い換えれば、ガイド選びを間違わなければ、グアムでのサーフトリップは成功なのである。

この先に無人の波が待っている!

 グアムでのサーフィンの基本は、1日1ラウンド。干潮時はできないので、満潮時を狙って出かける。ガイドの送迎付きで、実質2~3時間海に入る。これだけ聞くと、ちょっと物足りないと思うかもしれない。しかし、連れていかれるポイントはほとんど無人なのである。たまに出逢うローカル・サーファーも、ガイドの友人なので、暖かく迎えてくれて波を譲ってくれる。時間が短くても、良い波に沢山乗れるわけだ。普段混雑している日本の海に入って我慢を強いられている身には、正に天国と言って良いだろう。もちろん初心者からエキスパートまで、技量に合ったガイドをしてくれるので安心だ。そして短時間で満足してホテルに戻れるので、残りの時間を家族サービスなどに心置きなく充てられる。そう、一挙両得とはこのこと。ガツガツしないで、サーフィンも家族との時間もゆっくり楽しむ、これがグアム流だ。

イケメン・ガイドが至れり尽くせり

 私の友人でもあるガイドのフレッドは日本語堪能なナイス・ガイ。サーフィンの腕前も素晴らしく、頼もしい限りだ。実は今回、8歳の我が息子のサーフィンデビューを計画した。フレッドに相談すると、快く引き受けてくれた。膝サイズの波がゆっくりと割れる遠浅のポイントでレッスンをしてくれ、見事に波に乗せてくれた。パパは感激、息子も大満足である。しかも、サーフィン中の動画を撮って、DVDに編集するサービスも行っている。これを利用しない手はない。自分のサーフィンを客観的に見ることで技術向上にもなるし、息子のデビューも記録に残せて、良い思い出となった。

息子のサーフィンデビュー(DVDより)

そしてついに親子ツーショット・ライド!(DVDより)

 ご覧頂いたように、家族のいるサーファーにとってグアムは最高のリゾートである。しかし、食事が楽しめなければ、旅の喜びも半減するというもの。次回には、グアムの食をご紹介いたしましょう。

つづく

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