最も多く「社長」を輩出する率が高い県は、山形県であることが東京商工リサーチの調査結果によって明らかになった。
これは、出身地別社長数と各都道府県別の総人口(総務省「人口推計」(平成21年10月1日現在)に基づく)を対比して「輩出率」を算出したもの。その計算に基づき最も輩出率が高いのが山形県で1.28%だった。
山形の特徴としては、県民性は実直、勤勉で伝統工芸などの家内工業が盛んなこともあり、商工業が古くから盛んな土地柄でもある。そうした性格と土地柄が影響しているのだろうか。
次いで、香川1.21%で、堅実な割に目先が利くという商売上手な県民性が出ているのだろうか。以下は徳島1.19%、大分1.09%、秋田1.06%の順に続く。