体重140kg、資産1.3億円の中国ネット長者


タオパオ
 今、アジア最大のショッピングモールサイトといえば中国で一番人気を誇る「淘宝網(タオバオ,taobao)」。「淘宝網」は現在急成長しており、2007年度に「楽天市場」の取引高を抜いた。ユーザー数は1億9000万人で、昨年は290億ドルとい巨額の売り上げを記録した。

 この淘宝網でショップを開き、数年で初期投資の1万倍以上富を手にした中国の若者がいる。彼らはいかにして成功を収めたのだろうか?

 羅一(ら いち)氏は、淘宝網で屈指の売り上げを誇る店主。出身は中国・杭州市。ショップを開いてから1年足らずで軌道に乗せた。ショップを始める前、彼の体重90キロで身長170センチ前後といった体格だったが、今は何と140キロまで増えてしまったという。毎日々、パソコンの前で1日の大半を過ごせば、誰だってこうなってしまうかもしれない。

 羅氏は上海の大学に通う学生だったが中退し2006年地元杭州に戻ってネットショップを開いた。「ある人が杭州人は淘宝の商売は向いてない」と言ったので見返してやりたいと思ったのがきっかけという。はじめ羅氏が借りたのは、たった3平方メートルの小さな部屋。当初、お金がなかったので代理人として他人の化粧品などを売り、徐々に自分で仕入れたものを販売するようになった。結果としてやり方は正しく、2007年初めには多い日で30個以上の商品を出荷するようになっていた。

 そして2007年4月に羅氏はさらに大きな場所に移動し、販促活動を始めた。大幅なセールを行い、客を引き付けたのだ。3日間で3カ月分の売り上げを稼いだこともあったそうだ。毎日100個の商品を出荷するようになっていた。だが、1日200個売り上げる人がいると聞き、さらに働いた。

 淘宝網は売り上げ個数によってショップの“レベル”が上がっていく。これがゲームのような感覚なのだそうだ。あるレベルを目標に努力し、他の人がもっと高いレベルにあることを知るとさらに奮闘する…。2カ月後彼は毎日200個発送するようになっていた。

 現在彼の店の出荷数は1日1000以上、友人と2人で始めた店の従業員は100人以上になり、1000元(約1万3000円)の元手は1000万元(1億3000万円)以上に膨れ上がった。まさに、淘宝網の急成長とともに、彼の店も急拡大したのだった。

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