「知性派巨乳」「国宝美乳」というニックネームを持つ中国の人気女優ミュウミュウ・コン(鞏新亮)さん。今年23歳になる彼女だが、実は金融業界から芸能界へと転身を遂げたばかりの異色の経歴の持ち主だ。
中国北西部・甘粛省出身のミュウミュウさんは、母親の影響で16歳から金融界に関わっていた。名門大学・清華大学の金融・資本投資人材育成部門を卒業し、20歳になるころには金融界でちょっとした有名人に。
しかし、ちょうどその頃、偶然にも中国の有名芸能プロダクションの社長、王中軍氏らと出会う機会がありスカウトされる。彼女のルックスの良さと、生まれ持った歌声が、彼らの注目を引いたのだった。プロダクションの強力なバックアップで、ミュウミュウさんは一気に金融界の有名人から今度はトップスターへの道を駆け上がっていくことになる。
2008年、中国で北海道旅行ブームを巻き起こした映画「狙った恋の落とし方」で映画デビュー。この映画でミュウミュウさんは豊満なEカップをちらつかせた投資家の秘書を演じた。出演時間はわずか30秒、セリフも2、3語だったが、そのセクシーさから彼女の登場シーンは印象的なものとなり、爆発的な人気を集めることになった。
映画デビューの翌年には、歌手デビューも果たしている。たった一本の映画で華麗に転身を遂げたように見える彼女だが、少なからず心の葛藤もあったようだ。「父は今でも映画の出演に賛成していません。私の夢はやはりCEOになることです」と話すミュウミュウさん。その夢はすぐには実現しないかもしれないが、彼女は今、休むことなく新しい道を突き進んでいるように見える。彼女のキャリアはまだ始まったばかりなのだ。
ミュウミュウ・コン(鞏新亮)さん
ミュウミュウ・コン(鞏新亮)さん