今年の年利30%のファンド

 田村こうたろう前参院議院が、シンガポールの政府系ファンドの今年の業績は軒並み、年利30%超のリターンをあげている、と自身のブログで述べた。

 田村氏は、シンガポールの政府系ファンド2つの関係者と、日本の技術・コンテンツの海外展開、地域開発への投資、世界の金融市場の見通しなどのテーマで懇談したという。

 政府系ファンドSWFの運用資産は2.5兆ドルとも言われ、規模ではヘッジファンドをはるかにしのぐ。有名なところでは、世界最大のSWFのアブダビ投資庁(ADIA)、シンガポールのテマセク、シンガポール政府投資公社(GIC)、マレーシアのカザナ・ナショナル、サウジアラビアのサウジアラビア通貨庁、中国の中国投資有限責任公司(CIC)などが世界的にも有名だ。

 発表によると、ADIAで運用資産規模は8750億ドル(約72兆9000億円)、GICが3300億ドル、テマセクが1590億ドルとなっている。

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