年収13億円のエンジェルが羽を下ろす

 スーパーモデルの世界で億万長者への道を約束される「ヴィクトリアズ・シークレット・エンジェル(Victoria’s Secret Angel)」から、ハイディ・クルムさん(37、Heidi Klum)が抜けることが発表された。

 クルムさんがニューヨークポスト紙に「良いことはいつかわ終わるの。わたしはこれからもずっと、ヴィクトリアズ・シークレットのことが好きでいると思う」と語った。

 13年の長期間に渡ってエンジェルを含め、ヴィクトリアズシークレットの顔となったクルムさん。片翼をになった看板のジゼル・ブンチェンさんが契約金高騰の影響などで抜けた後も、支えてきた。スーパーモデルの長者番付(フォーブス調べ)では毎年上位に顔を出し、昨年は1600万ドル(約13億円)の年収を稼ぎだし2位だった。

 昨年は夫の歌手シールさんとの間に4人目の子供を出産。その約1カ月後に、ランウェイに立ったほど。驚異的なプロ意識を見せたベテラン。そのキャットウォークは今年11月に披露されると思いきや、直前での引退発表となった。

 卒業にあたって両社の間で揉めた形跡はなく、理由は穏やかなもののようだ。ホストを務めるデザイナー要請番組プロジェクト・ランウェイ、さらには自身のブランド事業の強化、そして家族などに力を注ぐことになりそうだ。


ハイディ・クルムさん

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