医療の話はタブー?
医療の素人が、医療のプロに対して、医療の話題を振る。少し考えただけでも無謀すぎる話だということがわかりそうなものだ。しかし、実際に医師を目の前にしてしまうと、舞い上がってしまうのだろうか、医療のことを話し始める女性も多いのだという。
「確かに、医療現場や仕事がたいへんなことを理解してくれるのはありがたいのですが、それとは別に自分や家族の病気のこと、あと、少し勉強した程度の知識をひけらかそうとしたりするのは、一番ウザがられるパターンですね」
貴重な?女性との出会いの場で、そんな話を聞きたいと思う医師はいないだろう。病気のことを相談して、まれに、本当に親身になって心配してくれる場合はあるかもしれないが、ほとんどの医師は楽しい話をしたいはずだ。
「だから、医療のことは無理にわかろうとしなくてもいいのです。医師は多忙なので趣味があまりないという人もいますから、共通の話題を探すのが難しいと思うなら、出身地や子供の頃の話を聞いてみたりするのもいいかもしれません。人間性や家庭環境が見えてきたり、何か話のきっかけが見つかるかもしれません」
くれぐれも、医療の話はなし。その点に気が付いている女性は少ないようだ。