医師と結婚したい世の女性の誤解!

距離の縮め方の間違い

 ここまではパーティーや食事会などのシチュエーションで見てきたが、では、医師の仕事場である病院内ではどうだろうか。患者として病院に通院したり、家族が入院した際に付き添ったりする時もあるだろう。ここでも、やはり距離の縮め方を間違っている人がいる。

 「ここでも医療の知識をひけらかしてはいけないのはもちろんです。あと、お礼ということで、手作りでも、クッキーやちょっとしたツマミ程度はOKです。高価なプレゼントなどを持っていく人もいますが、ちょっと重たい…という感じです。お菓子くらいでちょうどいいのではないでしょうか。また、お礼の手紙なども、医師はもらってうれしいものです」

 高木さんがたまに耳にする話として、患者の娘さんと結婚することもあるのだそうだ。献身的に家族の介護をしていて、教授に気に入られてその紹介で医師と結婚した例もあったという。逆に下心がなく、それがこのような結果につながった。世の中、人の善行は誰がどこで見ているかわからない、ということを再認識させられる。

 ちなみに、女医である高木さん自身は、男性医師を結婚相手としてどう見ているのか。答えは「…」だった。
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