ノーベル生理学・医学賞は体外受精研究のエドワーズ氏

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は4日、2010年のノーベル生理学・医学賞に、英ケンブリッジ大のロバート・エドワーズ名誉教授に贈ることを決めたと発表した。同氏は体外受精の分野において第一人者。賞金は1000万スウェーデン・クローナ(約1億2000万円)。

 エドワーズ氏は1969年に、人間の卵子を試験管内で受精させることに初めて成功。1978年7月25日に世界初の人間の体外受精に成功させた。体外受精の技術を向上させたことが高く評価された。

 一方でiPS細胞を開発した、京都大学の山中伸弥教授も有力視されたが、今回は受賞ならなかった。

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