吉野家復活か、営業黒字転換へ

 吉野家ホールディングスは4日、2010年8月中間決算の連結業績予想を修正し、営業損益が見通しの4億円の赤字から8億円の黒字に転換する見通しを発表した。

 牛丼業界は価格競争が激化しており、吉野家も春と夏にそれぞれ実施。それによって来客数が増加する効果もあり、さらには、不採算店舗を閉鎖するなどのコスト削減も行ったことで、赤字は縮小する模様で、純損益は17億円から9億円に圧縮される見込みだという。

 

 価格競争は終結させたい吉野家、それに対して、価格競争で優位に立ちたいゼンショーグループなどとの戦いはさらに熾烈となりそうで、今後の新しい展開に注目が集まる。

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