英国で、女子中学校に通う生徒は、共学校の生徒に比べ成績が大きく向上しているとの調査結果が明らかになった。英メディアがこのたび伝えた。
調査によると、最も違いが顕著なのは小学校卒業時に成績が最も悪かった女子生徒のグループ。このグループで女子校に進んだ生徒は、共学校に通った生徒に比べ成績が大きく向上、女子校のほかの成績別グループと比較しても成績向上の幅が最も大きかったという。
一方、共学校に通った同グループの生徒は逆に成績の落ち込みが最も激しかった。また、成績上位グループも女子校に進んだ生徒の方が、共学校の生徒より成績の伸びが大きかった。
男子は、男子校と共学校の間で目立った差はなかった。
調査について、英国の女子校協会の会長は「女子校では（男子の）視線を気にしなくてすみ、女子生徒は自信を持つことができる」と分析している。
