2代目・御曹司としか結婚したくない中国人女性

 「BMWは不可、ベンツは可、レクサスは不可、キャディラックは可…」1987年生まれという中国人女性がインターネットの掲示板で「嫁ぎたいのは二代目のお金持ちだけ!他の人はいらない!」という書き込みをしたところ、ネット上で様々な議論が巻き起こった。

 現在、中国人女性は結婚条件として物質的なものを求める人たちが増えているという。

 グォグォと名乗るこの女性は「身長165センチ、私は高い靴をはくのが好き。性格は温和で、最も大切なことは親孝行」と自己紹介し、求める男性は先ほどの車に対する要求のほかに「南京出身者であること、身長が175センチから180センチあること、容姿は普通なら可」というものだ。こうした書き込みに対し、400以上の書き込みがあった。

 「ベンツを持っているのなら金持ちと言えるのか?そもそもあなたみたいな女性に富豪は目もくれない」「こうした結婚観で幸せになれるのか疑問だ」といった否定的な意見がある一方で、大きな焦点となったのはグォグォが大胆にも自分の考えをネット上で公表したことだった。「良く考えると、私の周りにも同じような人がたくさんいるが、曖昧にして目標をはっきり言っていないだけだ」という意見が多く見られた。

 結婚の条件に物質的な要求を出してくるのは、現在の若い女性に良く見られる典型的な傾向だ。1980年代以降の一人っ子政策下で育った若者の一部は、「小皇帝」と呼ばれ、精神的な苦労を知らず、消費主義の人たちだ。結婚に対しても「努力をしなくても良い条件」を理想としているのだ。だが、こうした結婚観に対して、国内では危機感も生まれつつはある。

 実際、中国では離婚者も急増している。離婚するカップルは毎年増加し、今年前半の統計では84.8万組に達した。毎日5000近いカップルが離婚している計算だ。離婚の手続きが簡素化したからという見方もあるが、現在の結婚観も原因の一つと考えられる。結局のところ「物質だけ求めても決して幸せな人生は送れない」ということなのだ。

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