自転車通勤はいいことづくめ?
陳光標(ちん・こうひょう)氏(ツイッターより)
今月はじめ、自分が自転車に乗っている写真付きのツイッターで、こうつぶやいたのは中国・リサイクル会社社長の陳光標(ちん こうひょう)氏だ。陳氏は慈善事業家で“中国富豪のお手本”と言われている。最近では、死後、約50億元(約450億円)以上ある自分の財産を全部慈善団体に寄付するとの意向を示し話題になった。
そんな慈善富豪の陳氏は、会社のある南京市民が豊かになるために1つの道を提供してくれたようだ。つまり「もし誰かが、私が通勤している時、車内で私と運転手2人だけの写真を撮ったならば、すぐに1万元(約13万円)を手にすることができる」というもの。そんな写真を偶然にも撮影したら、陳氏の会社に行って直接本人に渡せば良いという。
陳氏はその“つぶやき”後記者会見を行い、天気の悪い時や重要なお客さんがいるときを除いて必ず自転車通勤をすることを宣言した。
「10年前、自転車に乗って通勤したことがあるが、とても体調が良かった。仕事が忙しくなり、車になったが以前ほど体調は良くない」と話し、健康管理のために自転車通勤は大きな助けになるとの見方を示した。
また「最も重要なことは低炭素社会の役に立ち、子孫の為になることだ。自転車にのって子供たちに綺麗な空を残そう」と呼び掛けていた。