英国が10兆円規模の戦後最大の歳出削減へ

 英国のオズボーン財務相は20日、多くの反対意見がある中で、財政赤字の解消を目指して中央省庁の歳出削減策を発表した。

 英紙が報道した削減策によると、削減額は2014年度に合計約830億ポンドで、実に10兆円以上で、英国史上戦後最大規模になる。

 金融の国が、今の経済状況を乗り切るために取った政策は、金融緩和政策ではなく、緊縮財政による引き締めで財政再建だった。

 たとえば、外務省24%、財務省33%それぞれ予算がカットされるなど、大きなものとなる。


オズボーン財務相(中央)

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