今年行われたサッカーW杯で予想した8試合全的中を達成した、タコのパウル君がこのたび亡くなった。しかし、実はすでに7月9日に亡くなっていた、と英高級紙のガーディアンが報道している。一体どういうことなのか。
こうした主張をするのは中国の映画監督ジャン・シャオ氏。パウルに関する映画を製作する過程の取材において、実は決勝戦の直前の7月9日に亡くなっていたという確信を持ったのだという。そして、さらにはこう付け加えたという。
「タコはすべて同じに見えるために、それを見分けることは不可能だ」
この証言が正しければ、替え玉、影武者の存在がいたことになる。8戦全的中という偉業を疑う術はないが、パウル君は今後も世界の多くの人の記憶に残る英雄となる。
水族館によると、近く火葬される予定だという。