アフリカ投資をうたう業者に警告。消費者庁、金融庁

 消費者庁は29日、アフリカ投資をうたう無届けの高利回り商品を販売している投資会社「ワールド・リソースコミュニケーション」(本社・東京都港区)を、消費者安全法に基づいて、注意喚起をした。金融庁も同じく、金融商品取引法に基づいて警告した。

 ワールド社は平成20年6月に設立され、無届で社債販売を行っていた。「元本は保証する」「価格が○倍になる」など、不確実な価額について断定した判断をして勧誘していたという。また、解約を希望する消費者に対しては「自己破産をしないと解約できない」「(解約料を払っても解約したいと言ったが)解約の正当事由に当たらない」として、契約の解除を受け付けなかったという。

 同社はガーナでの金鉱採掘、農林水産業などの事業への投資をうたっていた。

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