「オペラ座の怪人」「キャッツ」などのミュージカルで知られる英作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェバー氏が、所有するロンドンの7つの劇場のうちの4つを売却することが明らかになった。
ウェバー氏が経営する会社リアリー・ユースフル・グループは、28日にロンドンの4つの劇場を売却すると発表した。パレス劇場、ケンブリッジ劇場、ニュー・ロンドン劇場、ハー・マジェスティーズ劇場の4つで、ウェバー氏はこれらの劇場を手放すのは「断腸の思いの決定」だったと語っている。特に、ミュージカル「キャッツ」を21年間という記録的ロングランで公演していたニュー・ロンドン劇場は手放したくなかったそうだ。
ウェバー氏は昨年前立腺がんの手術を受けた後、会社の債務を縮小するようにアドバイスされていたと明かした。