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水嶋ヒロさん(中央)
同賞は今回が第5回目にあたるが、2~4回目までは大賞なし。今回は1285通の応募の中から、いきなり処女作「KAGEROU」を応募した水嶋ヒロさんが大賞に輝いた。
ポプラ社の坂井宏先社長も自ら目を通し「読みだすとドキドキするインパクトを感じた」という作品。それは、命をテーマにした小説で、SF、ファンタジーなどジャンル分けしにくいそうだが「荒削りながらもパワーがあった」というのが選考委員たちの中の評価だったようだ。
ただ、9月に引退を発表して11月1日に受賞というのは話がうまくいきすぎてはいまいか。