1年で2000億円作った男がCEO退任

 米インターネット検索大手のグーグルは31日、グループの動画投稿サイト「ユーチューブ」のチャド・ハーレイCEOの退任などを発表した。ハーレイ氏はユーチューブの顧問として会社に残る。

 チャド・ハーレイ氏(33)は共同創業者のスティーブ・チェン氏とともに、2005年2月に同社を設立。その翌年の2006年10月に16億5000万ドルでユーチューブを売却。売却後も、グーグルに入りて引き続きユーチューブの事業に従事していた。チェン氏はユーチューブを去っている。

 会社設立わずか1年で、まだ赤字の企業ながら、当時で約2000億円という買収金額がついたほど。これはヤフーなどほかのIT企業もユーチューブを狙っていたためで、同社のそれだけの高い将来を見込まれていたということだ。

 なお、ハーレイ氏の後任者はまだ未定。

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