大スランプの浅田真央選手の今後

 女子フィギュアスケートの浅田真央選手(20)が思いもよらない大スランプに陥っている。先日のNHK杯ではジャンプで回転不足、さらに転倒を繰り返して8位どまり。ついには、シニア初対決となった後輩の村上佳菜子選手(15)にも敗れた。前途に暗雲が立ち込める浅田選手の今後はどうなるのか。

 「転倒はともかく、回転不足はもはや精神的に迷っているとしか思えないです」

 そう話すのはフィギュアスケート関係者。回転不足で得点につながらず、これでは勝てるはずがなく、得意のフリーでさえ自己ワーストの85.45点、GP8位もまた自己最低だった。

 バンクーバー五輪後はコーチが2回も変わり、しかも自分を憧れて目標にしてきた後輩の村上佳菜子選手に追われる立場となってしまった。20歳となり、大きくなった体を以前と同じように操るのは難しくなるのは当然で、ジャンプが得意な選手はだれもがぶちあたる壁でもある。

 その修正を期待されるのがコーチになった日本スケート界のレジェンドでもある佐藤信夫氏だ。関係者は「佐藤先生は、ファンの方からはジャンプの人という印象が強いのですが、実際は基礎を大事に長い目で育てていくコーチです」という。

 試合に出ないという選択肢もあるのだが「2人は試合本番が最大の練習になると考えているのではないか、試合の中で何かつかもうとしているのかもしれません」(関係者)ということもあり、今はたとえいかなる無様な姿をさらしててでも、何かをつかむことを期待するしかないようだ。

 米LA、韓国では、宿敵キム・ヨナ選手の前コーチだったブライアン・オーサー氏にオファーするだろう、という報道がいまだに出ているほど。しかし、浅田選手はあくまでも目標は4年後のソチ五輪。今は長期計画で臨む2人を見守るしかないようだ。


浅田真央選手

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