「半分の脳」で生きてきた幼女の手術成功

 片方の脳だけで生きてきた英国の幼女が、このたび大手術を受けて成功し、無事に退院し現在は日常生活を送っているのだという。

 英紙デイリー・ミラーによると、幼女は生後18週間で「スタージウエーバー症候群」と診断されたという。脳の右半分が完全に硬化している状態だったという。両親は手術を決断し今年の6月に手術。開頭し、破損している脳の部分を分離。そして、右脳からの神経接続を遮断したのだという。現在は退院しており、家族で暮らしている。

 幼女は現状では、左手の動きが自由とまではいかないそうだが、右手と同様に動かすことができるよう、学習しているところだという。日常生活に何ら問題はないそうだ。

 ◆スタージウエーバー症候群◆ 脳、皮膚、眼に障害を引き起こすまれな先天性な疾患。顔面の三叉神経と脳の髄膜(脳を覆っている膜)において血管の異常増殖が起こる。この血管の異常増殖によって、赤ないし紫色の皮膚の変色(ポートワイン母斑と呼ばれることがある)が通常は顔面の片側に生じてくるほか、痙攣発作、学習障害、緑内障なども生じてくる可能性もある。ひじょうにまれな病気とされる。

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