アメリカのラスベガスのカジノ「Rio」で7月から行われていたワールド・シリーズ・オブ・ポーカー(WSOP)が9日、決勝テーブルの決着がつき、カナダ人のジョナサン・デュハメルさん(23)が優勝し、賞金894万4310ドル(約7億2400万円)を獲得した。
WSOPは世界最大のポーカー大会で合計14日戦う長丁場。今月の6日からスタートした決勝テーブルでは、全体の3分の1のチップを奪う圧倒的な強さを見せて、ライバルたちを寄せ付けなかった。
デュハメルさんは、プロのポーカープレーヤーで、カナダに初の栄冠をもたらした。「夢見てきた大会で優勝できました。わたしは世界一の幸せ者だと思います。今後ももっと多くのトーナメントに出場して、そしてまたワールドシリーズに帰ってきます」と話した。
北米ではポーカーは、日本で言うところの将棋などに相当し、プロが存在する。いくつかのトーナメントが開催されており、その成績によって賞金を獲得したり、スポンサーがついたり、タレント活動をしたりしている。

ジョナサン・デュハメルさん(中央の黒い服)