世の父親の半数以上が〝イクメン予備軍〟

 厚生労働省が「イクメンプロジェクト」を立ち上げるなど、すっかり浸透したかと思われる「イクメン」という言葉。トレンダーズ(東京都渋谷区)は、3~6歳の子供を持つ既婚男性と女性に対して、「育児に関する意識調査」を行った。イクメンをしたいが多忙だったり、子育てが分からないという理由で、実はまだまだ子育てに関与できていない父親が多いという「イクメン格差」の実態が明らかとなった。

 まず、3~6歳の子供がいる既婚男性3000名に事前調査を実施。「自分のことをイクメンだと思いますか?」という質問に対して、53%が「イクメンだと思わない」と答えた。「イクメン」という言葉が浸透して久しいが、実は半数以上が自分のことを「イクメンではない父親」だと考えている。そこで、自分のことをイクメンだと「思わない」と回答した既婚男性350名に対して、「育児に対する意識」を調査した。

 「平日・休日に育児にかける時間はどれくらいですか?」と聞いたところ、平日については59%が「1時間未満」と回答。一方、休日については、「3時間以上5時間未満」という人が最も多く23%。以下、「2時間以上3時間未満」(15%)、「5時間以上7時間未満」(14%)、「1時間以上2時間未満」(14%)、「1時間未満」(6%)と続いた。平日に比べ、育児にかける時間は長いものの、総じて育児にはあまり時間をかけられていないという現状が浮かび上がった。

 また、「イクメン」ではない父親たちは、「育児への関わり方」が分からないなどの本音が根底にあり、その結果、積極的に育児に踏み出せていないという現状が浮かび上がった。だが一方で、「育児にもっと参加したい」という意思がある人は多く、彼らの多くが「イクメン予備軍」であることも分かった。

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