東大の川口准教授、整形外科のノーベル賞をアジア初受賞

 整形外科のノーベル賞とも言われるカッパデルタ賞を、東京大学付属病院の川口浩准教授の研究グループが受賞した、とこのほど同大が発表した。アジアで初受賞となる。

 東大によると、川口氏は整形外科・脊椎(せきつい)外科で、分子遺伝学的な手法による骨疾患の解明の研究が評価されたという。具体的には骨粗しょう症などの原因や治癒などの領域。

 カッパデルタ賞は整形外科の領域では最も権威のある賞で、整形外科分野のノーベル賞とも言われ、歴代受賞者は米国人とカナダ人がほとんどを占めているという。

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