リチャード・ブランソン氏が一日客室乗務員に変身

 英ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長が、マレーシアの格安航空会社エア・アジアのトニー・フェルナンデスCEOとの賭けに負けて、一日限定で客室乗務員を務めることが明らかになった。

 ブランソン氏とフェルナンデス氏は、ともに「ヴァージン・レーシング」と「ロータス」というF1チームのオーナーでもある。2人は2010年のF1選手権において、通算成績でどちらのチームが勝つか賭けをし、負けた方は勝った方の航空会社の客室乗務員として一日勤務することを決定した。その結果、ヴァージン・レーシングが負けたため、ブランソン氏が客室乗務員に変身することになったという。

 ブランソン氏は、エア・アジアの女性客室乗務員の制服を着て、クアラルンプール発ロンドン行きの便に搭乗する予定。エア・アジアのツイッター公式アカウントでは、フォロワーへ向けて「ブランソン氏にどの路線に客室乗務員として乗ってもらいたいですか?」という質問が出されていた。ブランソン氏からサービスを受けることができる座席の権利は、オンラインチャリティーオークションにかけられるという。

 フェルナンデス氏は「今、リチャードはきつい仕事とハイヒールの痛みに耐えるための準備を開始しているでしょう」と語っている。

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