故イヴ・サンローラン氏のパリのアパートを売却

 故イヴ・サンローラン氏が住んでいた仏パリのアパートが、2300万ユーロ(約25億9000万円)で売りに出されることがわかった。サンローラン氏の公私のパートナーで、アパートに一緒に住んでいたピエール・ベルジェ氏が売却を発表した。

 売却されるのは、パリ7区のバビロン通り中心部に位置する520平米のアパート。400平米の庭を見渡す南向きのアパートで、広いリビング、ベッドルーム4室、キッチン2つ、音楽室、書斎がある。

 イヴ・サンローラン氏とピエール・ベルジェ氏は、1970年から2008年6月のサンローラン氏の死去まで、このアパートに一緒に住んでいた。

 ベルジェ氏はサンローラン氏の死後、2009年に彫刻や絵画、家具などの所蔵品をクリスティーズのオークションに出品。落札総額は個人の所蔵品としては史上最高額の3億7390万ユーロ(約420億円)にのぼった。

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