フォードがマツダ株を売却、筆頭株主から外れる

 マツダは18日、筆頭株主だった米自動車大手フォード・モーターが保有する株式を売却すると発表した。25日付けで現在の保有比率約11%から7.5%分を売却する。
   
 18日、フォードからマツダに市場取引での売却の連絡が入ったという。フォードはマツダと1979年に資本提携。マツダの経営が悪化していく中で、保有株比率を引き上げていった。トップがフォードから派遣されることもあった。今後、マツダは独自の路線を歩むことになる。

 マツダの山内孝会長・社長兼CEOは「フォードとは、引き続き当社株式を3.5%保有する大口株主として、30年以上培ってきた戦略的提携関係を継続することで合意しています。両社は、今後とも主要な合弁事業や技術情報の交換など、双方がメリットを得られる分野で協力していきます」と述べた。

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