海外セレブはなぜマタニティヌードを披露するか?

マテニティヌード=芸術か


エヴァ・ヘルツィコバさん(バニティフェアより)
 惜しげもなくマタニティヌードを披露する理由を、かつてレースクイーンと、モデルの経験がある30代女性は「妊娠というのは女性の人生にとって特別な瞬間。だからその瞬間を残しておきたいと考えても自然ではいでしょうか」と話す。

 人生の中での限られた瞬間を残しておきたい、と思うのは自然かもしれない。

 ちなみに、過去には男性は厚化粧よりもすっぴんの女性が好き、だという調査結果も存在する。ドクターシーラボが調査したところ、好きなメークを「ナチュラルタイプ」と答えた男性は83.2%、2番目に多かったのが「すっぴん」の14.0%となった。

 単純に「すっぴん」=「妊婦ヌード」と言えないが、男性は飾らない女性を評価していることがわかる。日本でもアイドルがすっぴんを披露すると評価する声が多数出て、連鎖の輪が広がっていった。マタニティヌードも、ある種そういうものなのだろうか。

 ファッション誌編集者は「大半は雑誌側が『売れる』『話題になる』と見込んでオファーするのでしょう。セレブにとっても、著名中の著名なフォトグラファーを用意してくれるし、いいページやカバーまで用意してくれるので、女性としての幸せの絶頂ショットをいい形で出せるのは良い話ではないでしょうか。マタニティビューティは芸術である、という風潮もありますね」と話す。

 マタニティヌードは、すでに芸術の域に達しているのだ。

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