パリ最高額の個人の邸宅、117億円で売り出し

 仏パリで最高額の個人の邸宅が約1億4000万ドル(約117億円)で売りに出ている。市場に出ている個人の邸宅では、米ビバリーヒルズの大邸宅に次ぐ、世界で2番目に高額な不動産とされる。

 この邸宅が位置するのは、世界でも指折りの高級住宅街として有名なパリのアヴェニュー・フォッシュ(Av.Foch)。ギリシャの海運王オナシス氏やロスチャイルド家の邸宅を含む、多数の大邸宅があることで知られる。

 邸宅は1912年にモンモランシー公爵夫人のために建造され、広さは約2万8000平方フィート。内部はベッドルーム12室、バスルーム12室があり、常駐スタッフのための4つのアパートも伴っている。数十の大理石製の暖炉や巨大な水晶のシャンデリアがあり、広大なダイニングルームにはポスト印象派のフランス人画家アンリ・ルソーの絵画が飾ってあるという。

 1927年に公爵夫人が亡くなり、その後この邸宅はボリビア錫王アンテノール・パティーニョ氏の手に渡っていた。

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