次期英国王「ウィリアム王」を望む声の背景

 次期英国王・王妃は、「ウィリアム王・ミドルトン妃」がふさわしいとする声が55%を占めたことが、英紙サンデータイムズの調査で明らかになった。また、約3分の2(63%)が両親の結婚よりも幸せな結婚生活ができる、とも答えている。

 チャールズ王太子とカミラ妃はともに再婚。故ダイアナ妃との結婚前にはかつて交際していた時期もあり、故ダイアナ妃と結婚後も、その関係は続いていたとされることが、それが離婚の引き金になったとされる。

 そうしたことが積み重なり、エリザベス女王とチャールズ王太子との間に微妙な空気があるとされ、ウィリアム王子をことさら後継者のようにかわいがる原因なのではないかとも見られている。

 ちなみに、王位継承順位の上位4人は次のようになっている。
1 チャールズ王太子(エリザベス女王の長男)
2 ウィリアム王子(チャールズ王太子の長男)
3 ヘンリー王子(チャールズ王太子の次男)
4 アンドルー王子(エリザベス女王の次男)

 また、過去にはウィリアム王子のことを「シャドウキング」などとする報道もあり、女王も執務を任せたいとの意向もあるといわれる。

 そうした空気を国民は読みとっているのだろうか。よく言えばウィリアム王子、さらには
王室に入ることになるケイト・ミドルトンさんがそれだけ国民から愛されているという意味にも取ることができる。

 ちなみに同じ世論調査で、ウィリアム王子の結婚式の費用について、69%が「チャールズ皇太子が負担すべきだ」と答えた。


左からウィリアム(当時17歳)、 ヘンリーの両王子(同15歳)

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