1泊3.5万円以上のホテル、満足度1位はリッツ・カールトン

 J.D.パワー アジア・パシフィックが「2010年日本ホテル宿泊客満足度調査」の結果を発表した。1泊35000円以上部門では、「ザ・リッツ・カールトン」が778ポイントで、5年連続第1位だった。

 1泊35000円以上部門では、ランキング対象となった12ホテルブランドのうち、「ザ・リッツ・カールトン」が778ポイントで首位。ザ・リッツ・カールトンは、「チェックイン/チェックアウト」「客室」「F&B」「ホテル施設」「料金」において同部門トップの評価となった。第2位の帝国ホテル(751ポイント)は、「予約」「ホテルサービス」において最も高い評価を得た。第3位はホテル オークラ(713ポイント)だった。

 また「1泊35000円以上部門」のホテルでは、満足度の高い顧客ほど1泊1室あたりの支払った料金が高く、満足度の低い顧客の1.3倍ほどだったことがわかった。さらに、滞在中レストランやフィットネス施設などホテルの附帯施設やサービスをより多く利用する傾向があったという。

 同調査は、日本全国のホテルグループ・チェーン137ブランドを対象に、宿泊者のホテルでの経験やサービスに対する満足度を調べたもので、全国の18歳以上の男女が対象。5回目となる今年の調査は、直近1年間に宿泊したホテルについて2010年8月にインターネット調査にて実施し、32,885人から回答を得た。

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