米インターネット検索最大手グーグルが、ニューヨークで2番目に大きいとされるオフィスビルを19億ドル（約1590億円）で売買契約を結ぶ見通しであることが3日、わかった。契約が成立すれば今年のオフィスビルの取引では最大額になる。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ビルはＮＹの15番街～16番街の8～9番通りに位置する2万9000平方メートルのビルで、オフィスビルでは2番目に大きいとされる。
現在はケーブルＴＶ、ウエブ出版社などが入居しているのだという。
売主はニューヨーク州年金基金、不動産会社ジェームストン、投資会社タコニック・インベストメント。2004年に取引された際には10億ドル以下だったというが、現在の価格は約2倍になっているということになる。
購入についてはグーグルはコメントしておらず、購入目的などもわからない。手付金はすでに払い込んでいるとも言われている。
グーグルが契約するとされるＮＹのビル
