1カ月で1億円も可能!! 低迷相場こそお祭り銘柄に乗れ(ますぷろ氏)

上がり始めたら、とにかく乗れ

 「お祭り」だったダイワボウの相場を、実際に、ますぷろ氏に振り返ってもらうことにした。上げ相場が始まったのは昨年10月末、株価200円割れの所から。終わりは年末の500円を少し越えた所まで。ますぷろ氏は乗るかどうかを慎重に見極め、380円くらいから本格的に参戦した。

 「わたしは300円くらいから入りました。鳥インフルエンザの相場を覚えていたのもありますが、今回は日経平均は下げていたけど、盛り上がるような雰囲気を感じたからです。買い始めてすぐは損を出していましたが、380円くらいから、上がっているうちは、付いて行こうと思いました」

 ますぷろ氏は380円近辺からは結局、約10回近く買い上げて、約9000万円の利益を確定した。勝因は語るまでもなく、強い相場に最後までついていったことだろう。

 「上げ相場では、気持ちを押さえるのが難しいのです。上がれば上がるほど、下げると思って買えない人が多いですから。でも、下げる直前ほど上げ幅は大きくなります。上がり始めてから買えるか、そして下げ始めるまで持てるか。大相場を取るには、それができるかどうかです」

 かつては数秒、数分単位のスキャルピングを中心に億単位の資産を築いたますぷろ氏。ただし、現在ではお祭り銘柄を取る方法を主流にしているという。


2008年末のダイワボウの大相場(出典:ヤフーファイナンス)

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