投資する限りはすべてリスク、だったら大きく勝て
大相場を振り返る、ますぷろ氏
「金額が大きくなったり、相場の動きがなくなると、スキャルピングが難しくなるということもあります。また、たとえ、リスクを押さえるためのスキャルピングでさえも、投資する限りはリスクはゼロにはなりません。リスクを完全には無くすことができない以上、どっちにしろ、大きく稼がないと意味がないということです」
リスクを最小限に押さえようとするから、トレードの感覚が早くなる。それは、欲や恐怖というメンタル面の問題が出てくる。
「ほとんどの株式投資本の最後は、哲学書のような精神論が書かれています。メンタルの面はそれほど難しいということです」
そうした心理の裏には「上がって欲しい」という願望はあるが、「下がる」という現実の恐怖が潜んでいる。また、下げた時こそ買い時だ、と主張する投資家も多い。その辺りが障壁になっていないだろうか。では、逆張りと順張り、あるいは信用買いと信用売りでは、どちらが投資法として正しいのだろうか?