NY金が一時1オンス=1432.50ドルの最高値更新

 7日のニューヨーク商業取引所の金先物市場は、取引の中心となる2月限月物が、一時は前日比16.40ドル高の1オンス=1432.50ドルとなり、史上最高値を連日で更新した。ただし利益確定の売りに押されて、前日比7.10ドル安の1オンス=1409ドルで取引を終えている。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のベン・バーナンキ議長が週末のTV番組で追加緩和の流れを支持し米国債を購入を示唆したことから、ドルの先行き不安が広がり、代替え資産として金に投資資金が流入した。ただし、ここのところの連騰ぶりからも、朝方は最高値をつけたものの、利益確定を急ぐ売りが出たために、終値は前日比マイナスとなった。

 また、同原油先物市場でWTIは一時、同1.38ドル高の1バレル=90.76ドルとなり、約2年2カ月ぶりに90ドルに達した。

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