googleがクロームノートPC発表、MS、APに挑む

 米インターネット検索最大手グーグルは、OS「クローム」搭載のノートパソコンを7日、発表した。現在約1億2000万人に達したというクロームの利用者。マイクロソフト、アップル以外のOSとして市場に第三極を形成することができるかどうかに注目が集まる。

 このノートパソコンは、インターネットを基本に各種サービスを利用するクラウドコンピューティングを基本スキームとして、一部の企業などに配布してまずは試験的に利用するのだという。製品には韓国サムスン電子、台湾エイサー、日本からは東芝などが参入するとみられている。

 この市場ではマイクロソフトのウィンドウズ搭載製品が90%近くを独占。グーグルがどこまで市場に影響を与えるか、注目されている。ただし、直近の業績に与える影響は、まだインパクトが小さいと考えられ、長期的に見る必要がありそうだ。

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