今年の顔である「パーソン・オブ・ザ・イヤー」を決める米タイム誌の投票が行われている最中だが、現在のところ、内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ氏が1位につけている。しかも得票数は8日午前の時点で30万票を集めて2位に約8万票の大差をつけている。強姦容疑で身柄拘束中のアサンジ氏が今年の「顔」になれば、まさに今年は乱世ということになる。
12月最終週に決定されるタイム誌の毎年恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」。現在の1位は強姦容疑で逮捕されているアサンジ氏。どうやら、組織票が存在するようで、1位を取らせようという支持者がいるようだ。批判がある中で、大きな支持を集めていることを現す現象でもある。
また、さらに、こうした現象が起きると、アサンジ氏には投票禁止というニセの公式情報も流されるという出来事もあった。「反対派」の反撃だと見られる。しかし、あまり効果もないようでセーフティーリードをキープ。どちらにせよ、このままいけばアサンジ氏が今年の顔になることは間違いなさそうな気配だ。
1位 ジュリアン・アサンジ
2位 タリフ・エルドアン
3位 レディー・ガガ
4位 ジョン・スチュワート
5位 グレン・ベック
6位 バラク・オバマ
7位 スティービ・ジョブズ
8位 チリの炭鉱作業員
9位 米国の失業者
10位 マーク・ザッカーバーグ
ジュリアン・アサンジ氏
